この「アジア都市コミュニティー研究センター」のディジタル・スペースをお借りして「幕が下りてから」と題するブロッグを始めたい。職業人としての社会的活動から退職してもう幾年も経つわたくしが書くブロッグには、このタイトルがふさわしいと思う。単なる端役として出ていた社会のステージを降りて、しかし劇場は去らずに観客席のうしろの方に座っている。本当の意味での現在進行形の経験は少なく、経験の記憶、追憶、疑似体験で生活している。ここに書くアイデアや遠い記憶の断片はほとんどそうした日々から生まれたものだ。
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更新日: 2020/04/08 -03:50 PM