本研究は、米国の政策研究評価期間(シンクタンク)で、米国の政策研究の最先端に携わってきた政策アナリストとしての視点から、21世紀の日本社会とそのグローバルな位置づけを展望しつつ、大阪大学大学院工学研究科において取り組む意義のある課題を示し、大阪大学の将来に寄与するアイデアを提示することを意図したものである。
その基本的問題意識は、あらゆる人々の創造性と合理的科学的思考と社会関与の意欲こそが、社会の発展、科学発展の基盤であり、原動力であり、そうした人々が生み出すエネルギーが社会のダイナミズムをつくるという考えから、個別の事象の持つ問題を考えようとするものである。
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更新日: 2015/01/16 -03:55 PM