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政策評価,政策分析,政策工学

UCRCA の使命として「知による治の改革」 政策工学の展開

政策とは将来の政府活動の設計図(活動計画)と計画・決定・実行を総合して示すものです。ここに総合政策学または政策工学という、新たな応用科学であり、学際領域であり、実学が必要とされます。
政策工学という新たな思考の枠組みを提起し、その理論と方法をもって、政策を検証評価し、政策形成と政策決定を科学的合理的かつ強靭なものとすることが出来ます。
これにより”知による治の改革”が可能となるでしょう。
UCRCAのプロジェクトにおいて特にこれを中長期的に政策研究として取り上げていきます。

1. 市民のための政策研究と政策評価

政策評価入門:上野宏、上野真城子訳、東洋経済新報社(2004)を参照願います。

2. 政策工学:“知”による”治”の改革のために。

政策とは、政府が国家の方針とビジョンを実現するための計画・決定・実施する活動計画であり、それらを実行するための資金(予算)と組織を含むものです。工学は、基礎理論を活用し、実際の問題の解決策を作るための応用科学です。政策工学は、現在の民主主義制度による統治形態を基盤として、論理的合理的科学的な理論と実証を基盤とした情報によって、政策の計画・決定・実施がなされ、政策が強化され、国家と国民の安寧に寄与するための道具です。政策工学は政治の変革と改革の継続する努力のための思考と道具を提供するものです。
UCRCAは、日本に国会予算分析局の設置を提起します。「CBOを日本に」という呼称を使っていますが、実際はCBOではなくPBO(Parliamentary Budget Officeの略)とした方がよいでしょう。ただしそれは、分析機関PBOが出来ればよいということではありません。PBOは政策予測・分析・評価等の政策研究を行い、政策の決定に必要で有効なデータと情報を明示する能力が不可欠です。政策工学はこれらの活動のための枠組みと方法を示します。


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更新日: 2013/10/11 -04:10 AM